インドア生活まっただ中だった神奈川に住んでいた頃、仕事に疲れていた日曜日。

急に人から離れたくなり前の日に電光板でみた逗子と言う場所へ行ってみようと思い立ちました。

寝起きにそれを伝えると、自他共に認めるひきこもりなので同居の友人が「お前が珍しい事をすると快晴になるから止めろ」とまで言われた始末。

それを笑いながら携帯と財布のたったそれだけの装備で人生初の逗子へと足を運びました。

経由は住んでいた場所から横浜へ出てそこから湘南新宿ラインで出るというもの。

横浜より先は滅多に出ることはなかったので少し迷子にならないかと思い切符片手に出て電車に揺られながら(考えてみればプライベートなんだから迷子もないじゃないか)と気づき、なにか心配性のたがが外れたのか駅で停車して逗子に近づく度にわくわくし始め、海は遠いのだろうか、冬だから涼しいし少し散歩しても楽しいかも知れないといろんな無計画な計画を立てます。

小学生以来の遠出で心弾ませるのに少し嬉しさと照れがありながら、車窓から逗子に付いてから本当に快晴だったのに友人からの言葉を思い出しながらバスに乗ることにしました。

一色海岸という海岸があると地図で見たのです。バスで行ってもそんなに掛からない距離。

時間もまだ午前なので初めての関東のバスに挑戦と思いバスを待つと道民の私にバスの違いという問題に心折られて、へこみながらの乗車。先にお金払うんですね、とてもいいお勉強です。

でもそんなことがどうだってよくなる景色を眺めながら緑多い坂を越えていけば海が見え、地元では殆ど見ない海の家(冬なので営業はいない)を見てテンションも上がります。

次は夏に来てみるのもいいかなと思い下車して美術館の側で海に抜けると、誰も居ない海をぼんやりながめるだけという事が妙に楽しく感じます。

偶に後ろを家族が歩いていったり、こんな旅もたまにはいいなと思いました。

そのあとはバスを使わずに徒歩で駅までもどったのですが、これも車では流す景色もじっくりと楽しめていろんなカフェやレストラン、神社を見つけられて楽しかったです。

帰りの電車はもう駅に着いた時は17時になっていて真っ暗になりかけの夕方。

横浜までの道のりが来たときとは違って銀河鉄道を思い出せてくれました。

一人で日帰りの歩くだけの旅でしたが、こんな旅も楽しいのでまた無計画に行き当たりばったりの旅にでようと企み中です。